書誌事項
- タイトル別名
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- Usefulness of Methotrexate for Arthritis Concomitant with Ulcerative Colitis after Total Proctocolectomy: A Report of Three Cases
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抄録
潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis,以下UC)に対する大腸全摘術後はSteroid離脱可能となるが,時に腸管外合併症のためSteroid再投与を要する場合がある.今回,大腸全摘術後の多発関節炎に対するメトトレキサート(MTX)の効果を検討した.2001年以降,当科でUCに対する大腸全摘を23例施行し,20例でSteroid中止後関節炎の出現なく経過したが,3例で中止もしくは減量により多発関節炎の増悪を認め,このうち2例でSteroidの再投与もしくは継続投与を要した.3例ともにSteroid総投与量はプレドニン換算で10,000mg以上であった.この3例に対してMTXの少量間欠投与を開始したところ関節炎症状の軽快を認め,1例でSteroid離脱,1例でSteroid減量可能となり,1例でSteroidの再投与が回避できた.UCに対する大腸全摘後発生したUC関連関節炎に対するMTX少量間欠投与は簡便で有効な治療法と考えられ,Steroidの減量·離脱目的で試みるに値すべきtherapeutic optionと思われる.<br>
収録刊行物
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- 日本大腸肛門病学会雑誌
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日本大腸肛門病学会雑誌 62 (5), 334-339, 2009
日本大腸肛門病学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204855454464
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- NII論文ID
- 10024925612
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- NII書誌ID
- AN00195100
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- ISSN
- 18829619
- 00471801
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可