5．血液疾患　2）凝固・線溶系

• 山崎 雅英

  金沢大学大学院医学系研究科細胞移植学

• 朝倉 英策

  金沢大学附属病院高密度無菌治療部

• 尾崎 由基男

  山梨大学臨床検査医学

書誌事項

タイトル別名

• 5. Hematologic Diseases 2) Coagulation and Fibrinolytic Systems
• 血液疾患 凝固・線溶系
• ケツエキ シッカン ギョウコ センヨウケイ

抄録

凝固・線溶系血液検査は出血性素因・周術期止血管理とともに，日本人の死因の1/3を占める血栓症の早期発見・治療において重要である，凝固時間の延長が見られる場合には，クロスミキシング試験をおこない，凝固因子欠乏と循環抗凝血素の鑑別を行う．凝固・線溶活性化の最も簡便な指標はFDP，D-ダイマーであり，これらが異常高値を示した場合にはTAT，PICなどの分子マーカーを測定することにより病態解析が可能である．血栓性血小板減少性紫斑病（TTP）の診断にはADAMTS-13活性測定が有用である．<br>

収録刊行物

• 日本内科学会雑誌

  日本内科学会雑誌 97 (12), 2974-2982, 2008

  一般社団法人 日本内科学会

キーワード

• 凝固時間
• クロスミキシングテスト
• FDP
• D-ダイマー
• TAT
• PIC
• ADAMTS-13
• 抗リン脂質抗体

詳細情報

• CRID: 1390001206444699648
• NII論文ID: 10024933052
• NII書誌ID: AN00195836
• DOI: 10.2169/naika.97.2974
• COI: 1:CAS:528:DC%2BD1MXltFOnug%3D%3D
• ISSN: 18832083
• ISSN: 00215384
• NDL書誌ID: 9754760
• PubMed: 19320109
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I9754760
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/97/12/97_2974/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2009070325
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • PubMed
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可