書誌事項
- タイトル別名
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- A CASE OF PERITONITIS WITH SIGMOID COLON PERFORATION THAT DEVELOPED DURING ADMINISTRATION OF CALCIUM POLYSTYRENE SULFONATE (ARGAMATE JELLY)
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抄録
症例は79歳,女性.慢性腎不全に伴う高K血症のためにポリスチレンスルホン酸カルシウム(アーガメイトゼリー)を内服していた.2008年4月3日に突然下腹部痛が出現し,近医を受診した.穿孔性腹膜炎の診断で当院に緊急搬送され,同日緊急手術を施行した.開腹するとS状結腸に非常に硬い便塊を認め,S状結腸に陥頓していた.この口側の腸管は約10cmにわたり漿膜が裂けており,その一部に1.5cmの穿孔を認めた.損傷部位を含めてS状結腸を切除し,腹腔ドレナージおよびHartmann手術を行った.術後は集学的治療を行い,救命することが可能であった.病理学的には損傷部位および便塊にcrystalline materialが確認され,アーガメイトゼリー内服がS状結腸穿孔の発症に強く関与していることが予想された.同薬剤内服時における排便コントロールの重要性が強く示唆された症例であった.
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 70 (2), 578-582, 2009
日本臨床外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679825060992
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- NII論文ID
- 10024955620
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
- http://id.crossref.org/issn/13452843
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可