-
- 小磯 博美
- 群馬大学大学院医学系研究科生体統御内科学
-
- 田原 研一
- 群馬大学大学院医学系研究科生体統御内科学
-
- 大崎 洋平
- 群馬大学大学院医学系研究科生体統御内科学
-
- 馬渡 桃子
- 群馬大学大学院医学系研究科生体統御内科学
-
- 関上 智美
- 群馬大学附属病院輸血部
-
- 横濱 章彦
- 群馬大学大学院医学系研究科生体統御内科学
-
- 斉藤 貴之
- 群馬大学大学院医学系研究科生体統御内科学
-
- 内海 英貴
- 群馬大学大学院医学系研究科生体統御内科学
-
- 半田 寛
- 群馬大学医学部保健学科
-
- 塚本 憲史
- 群馬大学大学院医学系研究科生体統御内科学
-
- 唐沢 正光
- 群馬大学附属病院輸血部
-
- 野島 美久
- 群馬大学大学院医学系研究科生体統御内科学
-
- 村上 博和
- 群馬大学医学部保健学科
書誌事項
- タイトル別名
-
- Development of an extramedullary plasmacytoma despite disappearing M protein in multiple myeloma by bortezomib treatment
- 症例報告 Bortezomib治療中にM蛋白が消失したにもかかわらず髄外形質細胞腫が出現した多発性骨髄腫
- ショウレイ ホウコク Bortezomib チリョウチュウ ニ M タンパク ガ ショウシツシタ ニモ カカワラズ ズイガイ ケイシツ サイボウシュ ガ シュツゲンシタ タハツセイ コツズイシュ
この論文をさがす
抄録
症例は65歳男性。2007年1月症候性多発性骨髄腫,stage II Aと診断。同年5月よりMP療法を6コース施行しM蛋白は減少したが,10月より骨病変が進行し,同月下旬当科入院。骨髄中の形質細胞の増加,血清Ca, Cr値の上昇も認め,多発性骨髄腫の増悪と診断し,11月よりbortezomibの治療を開始した。5コース終了後,免疫固定法にて血清,尿中のM蛋白消失,骨髄中の形質細胞は0.4%となった。しかし腰痛が出現したため,精査したところ,L3/4の椎弓根周囲に形質細胞腫を認めた。現在同部位に放射線照射中である。本症例は,bortezomib治療中,血清M蛋白の消失や骨髄中の形質細胞数比から完全寛解と判断される状態で,髄外形質細胞腫が発症した事例であり,bortezomib治療中に起こりうるeventとして興味深いのでここに報告する。
収録刊行物
-
- 臨床血液
-
臨床血液 50 (2), 78-82, 2009
一般社団法人 日本血液学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205037260416
-
- NII論文ID
- 10024958928
-
- NII書誌ID
- AN00252940
-
- ISSN
- 18820824
- 04851439
-
- NDL書誌ID
- 10189845
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可