書誌事項
- タイトル別名
-
- THE ENDOSCOPIC APPEARANCE OF ENTEROCOLITIS INDUCED BY TYPE X LARVA OF THE SUBORDER SPIRURINA MIGRANTS
この論文をさがす
抄録
症例は56歳の男性.腹痛を主訴に来院し,小腸イレウスと診断され,入院となった.腹部CTでは骨盤内回腸に限局した腸管の壁肥厚を認めた.イレウス改善後に行った小腸内視鏡では下部回腸に著明な粘膜浮腫と発赤,および浮腫性狭窄を認めた.問診でホタルイカの生食をしていたこと,その後の精査で旋尾線虫幼虫type Xに対する抗体が陽性であったことより本症による感染症と診断した.旋尾線虫幼虫type X感染に関する小腸内視鏡所見の報告は現在までになく,貴重な症例と考えられた.
収録刊行物
-
- 日本消化器内視鏡学会雑誌
-
日本消化器内視鏡学会雑誌 51 (6), 1443-1449, 2009
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679194573312
-
- NII論文ID
- 10025170883
-
- NII書誌ID
- AN00192102
-
- ISSN
- 18845738
- 03871207
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可