胆道再建術後膵内遺残胆管内に繰り返し脂肪酸カルシウム結石を生じた1例

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  • A CASE OF THE RECURRENT INTRAPANCREATIC REMNANT BILE DUCT FATTY ACID CALCIUM STONES AFTER THE BILE TRACT RECONSTRUCTION SURGERY

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抄録

66歳男性.既往歴として,胆嚢胆管結石症にて内視鏡的十二指腸乳頭括約筋切開術による胆管結石症治療後に腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行,1年後に胆管結石が再発し,胆道再建術を施行した.今回上腹部痛にて入院した.膵内遺残胆管内に脂肪酸カルシウム結石を認め,内視鏡的に除去した.膵胆管合流異常は認められなかったが,膵内遺残胆管内容液はアミラーゼ高値であった.結石は真性腸石と同様の機序により形成されたと考えられた.

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