CTHA後期相でコロナ様濃染像を呈したアルコール性過形成結節の1例

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  • A case of hypervascular hyperplastic nodule in chronic alcoholic liver disease with corona-like enhancement in the late phase image of CT during hepatic arteriography

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抄録

症例は46歳,女性.アルコール性肝障害による肝性脳症で入院.肝S7にCTの早期相で濃染を示し平衡相では周囲肝と等吸収を呈し,SPIO静注後MRIT2強調像で周囲と等信号を示す径20mmの肝腫瘍を認めた.CTHA早期相では強い増強効果を呈し,後期相では腫瘍を取り巻くようにコロナ様の濃染を認めた.肝生検を行い病理組織像およびCD68·CD34の免疫染色にてアルコール性過形成結節と診断した.<br>

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