シクロホスファミドパルス療法が奏効した肥厚性硬膜炎を合併した関節リウマチの1例

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タイトル別名
  • Hypertrophic Pachymeningitis in Rheumatoid Arthritis Successfully Treated by Intravenous Cyclophosphamide Therapy
  • 今月の症例 シクロホスファミドパルス療法が奏効した肥厚性硬膜炎を合併した関節リウマチの1例
  • コンゲツ ノ ショウレイ シクロホスファミドパルス リョウホウ ガ ソウコウ シタ ヒコウセイコウマクエン オ ガッペイ シタ カンセツ リウマチ ノ 1レイ

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抄録

症例は69歳,女性.46歳時に関節リウマチを発症,少量ステロイドとブシラミンで加療中,CRP高値,発熱,MPO-ANCA陽性,四肢末梢神経障害が出現した.ステロイド増量にてCRP,ANCAは陰性化したが,漸減中に頭痛,右視力低下,嚥下障害が出現し,頭部造影MRIにて肥厚性硬膜炎と診断した.ステロイド増量とともにシクロホスファミドパルスを併用したところ硬膜炎は消失し,右視力低下以外の症状は著明に改善した.<br>

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参考文献 (13)*注記

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