書誌事項
- タイトル別名
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- Primary and Revision Hip Arthroplasty Supplemented with Auto- or Allo-grafted Bone and Interconnected Porous HA Ceramics: Initial Stability of the Prostheses
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抄録
【はじめに】我々は臼蓋側に骨欠損がある人工股関節全置換術(THA)において,骨移植とともにハイドロキシアパタイト(HA)を充填して補強してきた.最近,より優れた骨伝導能を持つとされる連通多孔体HA顆粒(ネオボーン)を使用している.現在までに,ネオボーンを用いてTHAを行った症例10例について検討した.【対象】手術時年齢は平均70歳,経過観察期間は平均13ヶ月(5~21ヶ月)であった.9例がKTプレート併用の再置換術であり,1例が初回THAであった.初回THA例では自家骨,再置換例では同種骨をネオボーン5~10gと混合して移植した.単純X線上のカップの初期固定,HA顆粒間や母床骨との境界の不明瞭化について検討した.【結果】1例においてKTプレートのcentral migrationを認めたが,9例ではカップ傾斜角の変化はなく充分な固定が得られていた.術後4~7ヶ月で連通多孔体HA顆粒間または母床骨との境界の不明瞭化がみられ,連通多孔体HA顆粒による骨伝導能が示唆された.
収録刊行物
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- 整形外科と災害外科
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整形外科と災害外科 58 (3), 369-372, 2009
西日本整形・災害外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204937958144
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- NII論文ID
- 130004460827
- 10025316929
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- NII書誌ID
- AN00126582
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- ISSN
- 13494333
- 00371033
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可