深い裂創を合併した急性壊死性食道炎の1例

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  • A CASE OF ACUTE NECROTIZING ESOPHAGITIS WITH DEEP ULCERLATION

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抄録

症例は62歳,女性.右中大脳動脈瘤のクリッピング術後6日目に,新鮮吐血を認めたため当科に紹介受診となった.緊急上部消化管内視鏡検査で上部食道より縦走する黒色調粘膜を認め,下部食道には深い裂創を伴っていた.胸部CTでは縦隔内の空気および液体貯留を認め,急性壊死性食道炎に伴う食道穿孔を疑い,同日外科にて緊急食道切除術を施行し救命しえた.

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