書誌事項
- タイトル別名
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- A CASE OF PERFORATION OF A MECKEL'S DIVERTICULUM CAUSED BY A FISH BONE AFTER TOTAL GASTRECTOMY
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抄録
Meckel憩室は一般的に無症状のため,治療の必要はないが,穿孔をきたすなどの有症状症例が治療の対象となるとされている.症例は約3年前に胃全摘が施行された67歳の男性である.下腹部痛を訴え,原因不明の腹膜炎として開腹手術が施行された.開腹時,腹腔内を検索すると,腸管外に4.3cmの魚骨が認められた.穿孔部位を検索すると,回腸末端より約50cm口側にMeckel憩室が認められ,その先端部に魚骨の穿孔部位が認められた.魚骨によるMeckel憩室穿孔と診断され,憩室切除術が施行された.本症例は本邦に16例の報告があり,比較的稀である.報告例の中に胃全摘後の症例は見あたらなかったが,胃全摘は低酸状態と小腸への易通過性のため,魚骨による消化管穿孔の重大な危険因子と考えられた.今回われわれは胃全摘術後患者に発症した魚骨によるMeckel憩室穿孔の1例を経験したので文献的考察を加えて報告する.
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 70 (9), 2696-2700, 2009
日本臨床外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204847200512
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- NII論文ID
- 10025391192
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可