書誌事項
- タイトル別名
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- A CASE OF EXTRA-ADRENAL PHEOCHROMOCYTOMA DIAGNOSED BY INTRAOPERATIVE ABNORMAL HYPERTENSION
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抄録
症例は57歳,女性.前医にて胆石症のフォローアップ中,2006年12月のCTにて肝尾状葉に3cm大の腫瘍を指摘され,肝細胞癌の疑いで2007年1月に当院紹介となった.腫瘍は肝尾状葉から発生したように見え,CTで早期濃染し,MRでSPIOの取り込みを認めなかった.術前は肝細胞癌を念頭におき,手術に臨んだ.開腹して小網を切開すると,下大静脈前面に,血管に富む明らかに肝外性の腫瘍を認めた.触診すると血圧が250-300mmHg台に急上昇し,副腎外の褐色細胞腫と診断した.ニカルジピン静注で血圧コントロール可能であったので,愛護的操作で腫瘍を摘出した.周術期合併症は認めず,術後8日目に退院となった.術前,肝腫瘍と鑑別困難であったこと,尿中カテコラミン検査で異常値がなかったことが,術前診断できなかった原因であるが,原発不明の傍大動脈腫瘍については,副腎外褐色細胞腫も念頭に置く必要があると考えられた.
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 70 (9), 2828-2832, 2009
日本臨床外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204847224064
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- NII論文ID
- 10025391641
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可