拘縮に対するストレッチが関節包に及ぼす病理組織学的影響　　‐ラット膝関節４週間固定モデルを用いた検討‐

DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献57件
  • 渡邊 晶規
    名古屋学院大学　人間健康学部リハビリテーション学科 金沢大学大学院　医学系研究科保健学専攻リハビリテーション科学領域
  • 細 正博
    金沢大学大学院　医学系研究科保健学専攻リハビリテーション科学領域
  • 由久保 弘明
    国際医療福祉専門学校　七尾校
  • 松崎 太郎
    金沢大学大学院　医学系研究科保健学専攻リハビリテーション科学領域
  • 小島 聖
    金沢大学大学院　医学系研究科保健学専攻リハビリテーション科学領域 金城大学　医療健康学部

書誌事項

タイトル別名
  • Histopathological Effects of the Stretching on Joint Capsule after Contracture -A Study of Knee Joint Immobility Model in the Rat-
  • 拘縮に対するストレッチが関節包に及ぼす病理組織学的影響--ラット膝関節4週間固定モデルを用いた検討
  • コウシュク ニ タイスル ストレッチ ガ カンセツ ホウ ニ オヨボス ビョウリ ソシキガクテキ エイキョウ ラット シツカンセツ 4シュウカン コテイ モデル オ モチイタ ケントウ
  • -A Study of Knee Joint Immobility Model in the Rat-
  • ─ラット膝関節4週間固定モデルを用いた検討─

この論文をさがす

抄録

〔目的〕拘縮後のストレッチが関節包に及ぼす影響を病理組織学的に検討すること。〔方法〕9週齢のWistar系雄ラット14匹を用い，通常飼育のみを行う正常群，ギプス固定のみを行う拘縮群，固定後4週間の通常飼育を行う非治療群，固定後4週間ストレッチを行う治療群の4群にわけた。各群の膝関節可動域の測定と，組織標本による関節包組織の観察を行った。〔結果〕拘縮群は膠原線維束の肥厚と密性化を認め，関節包は肥厚していた。これに比べ治療群，非治療群ともに改善傾向を示したが，両群間に明らかな違いは認められなかった。一方，膝関節可動域は固定後3週以降の治療群で有意な改善を示した。〔結語〕可動域の改善に伴った関節包組織の明らかな改善は認められなかった。<br>

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (57)*注記

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ