持久運動能力の測定装置開発とその食品栄養学的制御　　（平成２０年度日本栄養・食糧学会奨励賞受賞）

• 石原 健吾

  椙山女学園大学生活科学部

書誌事項

タイトル別名

• Development of an Apparatus for Measurement of Endurance Exercise Performance and Its Application for Evaluating Food Components as Ergogenic Aids (Young Investigator Award of the 2008' JSNFS)
• ジキュウ ウンドウ ノウリョク ノ ソクテイ ソウチ カイハツ ト ソノ ショクヒン エイヨウガクテキ セイギョ ヘイセイ 20ネンド ニホン エイヨウ ショクリョウ ガッカイ ショウレイショウ ジュショウ
• Development of an Apparatus for Measurement of Endurance Exercise Performance and Its Application for Evaluating Food Components as Ergogenic Aids
• (Young Investigator Award of the 2008’ JSNFS)
• (平成20年度日本栄養・食糧学会奨励賞受賞)

抄録

食品成分が持久運動能力に及ぼす影響を解析するために, 新たにマウス用流水プールを開発した。本装置を利用して, カプサイシンおよびその類縁体, 漢方薬であるナンパオが, 脂質代謝の亢進を介して, マウスの運動継続時間を延長したことを示した。さらに, 質量分析機を内蔵した呼気ガス分析装置をマウス用に調整して, ヒドロキシクエン酸が運動中の脂質酸化量および運動継続時間を増加することを示した。また, 新規環状デンプンであるクラスターデキストリンは, 運動中の糖質補給源として, マウスの運動継続時間を延長することを明らかにした。2006年には, 段階的に運動負荷を増加できる流水遊泳装置を開発し, マウスの運動継続時間における個体差の低減化, 実験時間の短縮, 再現性の向上に成功し, 装置の高感度化を実現した。

収録刊行物

• 日本栄養・食糧学会誌

  日本栄養・食糧学会誌 62 (4), 165-170, 2009

  公益社団法人 日本栄養・食糧学会

キーワード

• 持久運動
• 食品
• 呼気ガス
• マウス
• 脂質酸化

詳細情報

• CRID: 1390282681269308800
• NII論文ID: 10025545102
• NII書誌ID: AN00311992
• DOI: 10.4327/jsnfs.62.165
• ISSN: 18832849
• ISSN: 02873516
• NDL書誌ID: 10418854
• Web Site: https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010780649
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I10418854
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2010001488
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • IRDB
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可