ウイルス除去効果を示す天然素材カーボンシルク
書誌事項
- タイトル別名
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- Anti-Viral Effect Evidenced from Carbon Silk Made from Natural Silk
- ウイルス ジョキョ コウカ オ シメス テンネン ソザイ カーボン シルク
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抄録
絹布を約1000℃で炭化させたものをカーボンシルク (CS) といい, 抗菌性を示すことが知られている。そのCSがウイルス除去効果を示すかどうかについて, エンベロープを有するウイルス3種類 (豚伝染性胃腸炎ウイルス, オーエスキー病ウイルス, 水胞性口炎ウイルス) およびエンベロープのないウイルス2種類 (口蹄疫ウイルス (FMDV), 豚水胞病ウイルス) を用いて試験を行った。その結果CSはエンベロープを有する3種類のウイルスとFMDVに対して有意に感染価を減少させた。この作用はCSの増量とともに増強され, 反応時問や温度による影響をあまり受けず, 感作を繰り返しても認められた。この作用は, CS表面に多数存在する陽性に荷電されたN基に陰性荷電のウイルス粒子が吸着されて現れるものと考えられた。
収録刊行物
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- 日本獣医師会雑誌
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日本獣医師会雑誌 61 (1), 48-54, 2008
公益社団法人 日本獣医師会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204709624448
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- NII論文ID
- 10025573486
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- NII書誌ID
- AN00191857
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- ISSN
- 21860211
- 04466454
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- NDL書誌ID
- 9321581
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可