<I>Escherichia coli</I>による乳牛の甚急性乳房炎における血清中および乳清中サイトカインの動態と臨床症状

書誌事項

タイトル別名
  • Changes in Cytokine Concentrations in Serum and Whey from Dairy Cows with Peracute Mastitis Caused by <I>Escherichia coli</I> and Association
  • Escherichia coliによる乳牛の甚急性乳房炎における血清中および乳清中サイトカインの動態と臨床症状
  • Escherichia coli ニ ヨル ニュウギュウ ノ ジンキュウセイ ニュウボウエン ニ オケル ケッセイチュウ オヨビ ニュウセイチュウ サイトカイン ノ ドウタイ ト リンショウ ショウジョウ
  • Changes in Cytokine Concentrations in Serum and Whey from Dairy Cows with Peracute Mastitis Caused by Escherichia coli and Association

この論文をさがす

抄録

Escherichia coliによる甚急性乳房炎牛および健康牛の血清中ならびに乳清中サイトカイン (IL-1β, IL-1ra, IL-6, IFN-γおよびTNF-α) 濃度を測定し臨床症状との関連性を検討した.乳房炎牛群の初診時の血清中IL-1β, IL-6およびIFN-γ濃度は, 健康牛群のそれより高値であった.初診時の乳清中サイトカイン濃度は, いずれも健康牛群のそれよりも高値を示したが, 回復に伴い減少傾向が認められた.乳房炎牛群の初診時の血清中および乳清中IL-6濃度, 乳清中IFN-γ濃度と臨床症状との問に相関性 (それぞれP<0.05) を認めた.乳房炎牛群の初診時における血清中および乳清中サイトカイン濃度は, 全身ならびに乳房の特徴的な病態の発現に関与しているものと示唆される.

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (18)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ