ドキソルビシン, カルボプラチン, ピロキシカムにより長期完全寛解が得られた犬の眼窩部軟骨肉腫の1例

書誌事項

タイトル別名
  • Long-Term Complete Remission after Treatment with Doxorubicin, Carboplatin and Piroxicam in a Dog with Orbital Chondrosarcoma
  • ドキソルビシン カルボプラチン ピロキシカム ニ ヨリ チョウキ カンゼン カンカイ ガ エラレタ イヌ ノ ガンカブ ナンコツ ニクシュ ノ 1レイ

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抄録

13歳, 去勢雄の雑種犬が左上眼瞼内側の腫瘤を主訴に来院した. CT検査では左眼窩内側の骨吸収像と内部に骨形成を伴った約1.6×1.9cmの腫瘤を認め, 病理学的検査で軟骨肉腫と診断された. ドキソルビシンとカルボプラチンを3週間おきに交互投与し, 同時にピロキシカムを経口投与したところ, 投与後1週間目より腫瘍は徐々に縮小し, 臨床的に消失した. 3回目のドキソルビシン投与後, 化学療法はオーナーの都合により中止したが, 現在まで2年以上再発, 転移を見ていない.

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参考文献 (15)*注記

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