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  • シガイセン ト メンエキ キノウ

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抄録

最近の免疫学の進歩から,紫外線によって抗原特異的な制御性T細胞が誘導されたことが明らかとなった.紫外線によって,獲得免疫の誘導が抑えられる一方,制御性T細胞の誘導・抗菌ペプチド(自然免疫)の誘導があるため,皮膚が健康に保たれる調和の取れたメカニズムが存在する.紫外線療法によって,比較的長期間の寛解期間が得られるのは,病因となる細胞のアポトーシス誘導のみならず,制御性T細胞の誘導が考えられている.本稿では,紫外線によるアポトーシスと免疫抑制について概説した.

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