景観法における景観計画の構成と運用実態に関する研究 -初期に策定された景観計画を事例として-

書誌事項

タイトル別名
  • Study on Planning and Implementation of Landscape Plan Legislated in landscape Act : Case Studies of Landscape Plans decided in the early stage
  • ケイカンホウ ニ オケル ケイカン ケイカク ノ コウセイ ト ウンヨウ ジッタイ ニ カンスル ケンキュウ ショキ ニ サクテイサレタ ケイカン ケイカク オ ジレイ ト シテ

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抄録

2004年に制定された景観法にもとづく景観計画が各地で策定されてきている。半年以上運用実績のある景観計画を対象にその構成と運用実態について調査分析した。その結果、景観計画の構成は地域の景観課題に応じて多様な使い方が見られた。定性的となりやすい形態意匠に関する景観形成基準については数値基準との組み合わせなどが試みられているが、基準表現の解釈の幅に応じて適合性判断が難しいと考えているところが半数近い。景観法だけでは地域の景観課題に十分対応できず、より良い景観形成にむけて事前協議と自主条例の必要性が多くの自治体で認識されていた。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 43.3 (0), 211-216, 2008

    公益社団法人 日本都市計画学会

被引用文献 (8)*注記

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参考文献 (2)*注記

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