書誌事項
- タイトル別名
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- Clinical Outcome of Scalene Block for Arthroscopic Rotator Cuff Repair
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抄録
肩腱板断裂における腱板修復術は,術後の疼痛が比較的強く,持続することが多い.持続する疼痛は,術後リハビリテーションでの可動域訓練を妨げ,肩関節拘縮を引き起こすだけでなく,複合性局所疼痛症候群(complex regional pain syndrome:以下CRPS)などの合併症を引き起こす.私たちは鏡視下腱板修復術の疼痛コントロールに,持続斜角筋ブロック(continuous scalene block:以下SB)を16例,関節内注射(joint injection:以下JI)を16例に行い,術後除痛効果について比較・検討した.術後疼痛(visual analog scale:以下VAS)は,SB群が,JI群に比べて術後3,4,5日で有意に低値であった.術後挙上角度はSB群が,JI群に比べて術後2週で有意に高値であった.また,術後ジクロフェナク坐薬を使用した症例数はSB群が,JI群に比べて有意に少なかった.両群とも合併症は認めなかった.持続斜角筋ブロックは関節内注射に比べて疼痛が軽減され,鎮痛剤の使用が減り,術後早期の可動域が良好であった.鏡視下腱板修復術において,持続斜角筋ブロックは有用な除痛法と思われた.
収録刊行物
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- 整形外科と災害外科
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整形外科と災害外科 59 (1), 153-159, 2010
西日本整形・災害外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204938047232
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- NII論文ID
- 130004460937
- 10026059758
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- NII書誌ID
- AN00126582
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- ISSN
- 13494333
- 00371033
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可