食道切除術後20年目に生じた下咽頭癌の1例

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タイトル別名
  • A Case of Pharyngeal Carcinoma 20 Years after Esophagectomy
  • 症例 食道切除術後20年目に生じた下咽頭癌の1例
  • ショウレイ ショクドウ セツジョ ジュツゴ 20ネンメ ニ ショウジタ カイントウ ガン ノ 1レイ

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抄録

症例は71歳男性。食道癌に対して右開胸開腹食道切除胃管再建術が施行されている。術後定期的に行っていた内視鏡による経過観察により,術後20年目に下咽頭癌が指摘された。下咽頭後壁に1cm大の0-IIc様の病変をみとめ,上皮内癌と思われた。画像上リンパ節転移はみとめられなかった。内視鏡下にアルゴンプラズマ焼灼術を施行し,再発なく経過観察中である。食道切除術後は重複癌発見のためには長期の経過観察が必要と考えられた。

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参考文献 (21)*注記

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