１．血液凝固因子製剤（免疫グロブリン）（血液製剤輸血の適応と使用法）

• 冨山 佳昭

  大阪大学医学部附属病院　輸血部

書誌事項

タイトル別名

• 1. Coagulation factor products Immunoglobulin (Adjustment and directions of blood products transfusion)

抄録

Points<br>(1) 静注用免疫グロブリン製剤と，特殊免疫グロブリン製剤に分類される．<br>(2) 対象疾患は，大きくわけて感染症および自己免疫疾患である．<br>(3) 自己免疫疾患としては，特発性血小板減少性紫斑病，川崎病，慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー，ギラン・バレー症候群が治療対象となる．<br>(4) Rh式血液型のD抗原不適合妊娠において，母親の抗D抗体産生は第一子分娩後72時間以内に母親に抗Dヒト免疫グロブリンを筋肉注射することにより予防しうる．<br>(5) B型肝炎ウイルス陽性の母からの出産時，母子感染予防のため出産後すぐにHBIGを子供に筋肉注射する．

収録刊行物

• 日本血栓止血学会誌

  日本血栓止血学会誌 20 (3), 275-277, 2009

  一般社団法人 日本血栓止血学会

キーワード

• ITP
• Kawasaki disease
• CIDP
• GBS

詳細情報

• CRID: 1390001204451204736
• NII論文ID: 10026117407
• NII書誌ID: AN10353762
• DOI: 10.2491/jjsth.20.275
• ISSN: 18808808
• ISSN: 09157441
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2009284147
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可