腹水と蛋白漏出性胃腸症をともなった好酸球性胃腸炎の1例

書誌事項

タイトル別名
  • A case of eosinophilic gastroenteritis with ascites and protein-losing gastroenteropathy

この論文をさがす

抄録

24歳男性.腹満·下痢·嘔気で受診.好酸球増加(36%),低蛋白,大量腹水(好酸球95%)と小腸壁肥厚,全消化管粘膜の発赤·浮腫と好酸球浸潤,便中α1-アンチトリプシン·クリアランスとインターロイキン-5の高値を認めた.腹水と蛋白漏出性胃腸症をともなった,漿膜下および粘膜主体の混合型の好酸球性胃腸炎と診断,プレドニゾロン内服で改善した.腹水患者の鑑別に好酸球性胃腸炎を念頭に置く必要があると考えられた.<br>

収録刊行物

参考文献 (20)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ