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- 工藤 正俊
- 近畿大学消化器内科学
書誌事項
- タイトル別名
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- Molecular targeted therapy for advanced hepatocellular carcinoma
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抄録
分子標的治療薬は近年,さまざまな腫瘍に対し臨床応用されているが,肝細胞癌においてもようやく,2009年5月にSorafenib(Nexavar®)が「治癒切除不能な肝細胞癌」としての適応を取得し,肝臓癌診療医にとって初の分子標的治療薬の使用が可能となった.現在,無作為化臨床第III相比較試験にて生存延長効果が証明され,承認されている分子標的治療薬はSorafenibしかないものの,Sorafenibを標準治療群とし他の分子標的治療薬とを比較する臨床第III相試験,VEGFRやPDGFRなどに対するmulti-kinase inhibitorやEGFR,IGFR,mTORを標的とした薬剤をはじめ,各種シグナル伝達に関わる分子をターゲットとした薬剤の臨床試験も行われている状況である.本稿では,肝細胞癌の発癌·進展に関わる主な経路と,それらをターゲットとした分子標的治療薬につき概説する.<br>
収録刊行物
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- 日本消化器病学会雑誌
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日本消化器病学会雑誌 106 (12), 1712-1726, 2009
一般財団法人 日本消化器病学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206400238464
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- NII論文ID
- 10026134405
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- NII書誌ID
- AN00192124
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- ISSN
- 13497693
- 04466586
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可