メシル酸イマチニブによるneoadjuvant therapyにて肛門温存縮小手術が可能であった直腸原発GISTの1例

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  • A case of rectal GIST treated with imatinib mesylate neoadjuvant therapy to preserve the anus

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抄録

症例は64歳男性.排便時肛門部痛を主訴に受診し下部直腸に径6.3×4.5×5.8 cm大の腫瘤を認め,中リスクのGISTと診断した.患者は肛門温存を希望したためメシル酸イマチニブを400 mg/日で開始した.症状は軽快し腫瘍も縮小したため肛門温存縮小手術が可能となった.Neoadjuvant therapyが奏効すれば,根治性を保ちつつ肛門機能を温存できる可能性が示唆される.<br>

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