特発性門脈圧亢進症を背景に多発発生し,6年の経過でさまざまな画像所見を呈した肝過形成結節の1例

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  • Hyperplastic hepatic nodules in a case of idiopathic portal hypertension: Changes in imaging findings during a 6-year follow-up

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抄録

症例は22歳男性.特発性門脈圧亢進症として幼少期より経過観察されていた.平成15年に肝外側区に6 cm大の結節を認め,手術施行.病理組織学的診断は限局性結節性過形成様結節であった.さらにその後2年の経過で,新たに増大する肝結節性病変を認め,肝生検にて過形成結節と診断された.巨大に発育し,さらにその後,多発発生をきたし,悪性疾患との鑑別が必要であった過形成結節を経験したため報告する.<br>

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参考文献 (13)*注記

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