1．咳喘息と類縁疾患

• 石田 直

  倉敷中央病院呼吸器内科

書誌事項

タイトル別名

• 1. Cough Variant Asthma and Similar Disease
• 咳喘息と類縁疾患
• セキ ゼンソク ト ルイエン シッカン

抄録

咳喘息は慢性咳嗽の原因として最も頻度の高い疾患であり，喘鳴や呼吸困難を伴わず慢性の咳嗽を唯一の症状とする．典型的喘息と同様に気道過敏性亢進，気道の好酸球性炎症，リモデリングなどの病態を呈し，気管支拡張薬が有効である．経過中に約3割の症例が典型的喘息に移行する．アトピー咳嗽や感染後咳嗽も慢性や遷延性の咳嗽を呈する頻度の高い原因であり，時に咳喘息との鑑別が問題となる．<br>

収録刊行物

• 日本内科学会雑誌

  日本内科学会雑誌 98 (12), 3083-3088, 2009

  一般社団法人 日本内科学会

キーワード

• 咳喘息
• アトピー咳嗽
• 感染後咳嗽
• 非喘息性好酸球性気管支炎

詳細情報

• CRID: 1390001206443596288
• NII論文ID: 10026329836
• NII書誌ID: AN00195836
• DOI: 10.2169/naika.98.3083
• ISSN: 18832083
• ISSN: 00215384
• NDL書誌ID: 10529598
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I10529598
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/98/12/98_3083/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2010068502
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可