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- 榊原 博樹
- 藤田保健衛生大学呼吸器内科学I
書誌事項
- タイトル別名
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- 2. Aspirin-induced Asthma
- アスピリン喘息
- アスピリン ゼンソク
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抄録
アスピリン喘息は非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の共通した薬理作用であるアラキドン酸シクロオキシゲナーゼ阻害作用(→プロスタグランディンE2の減少)がトリガーになり,主としてシスティニル・ロイコトリエンの増加が過敏反応を惹起する.アスピリン喘息は他の薬物過敏症と比べて著しく有病率が高く,鼻・副鼻腔疾患の合併が多いなどの特徴的な臨床像をもち,喘息の一つのタイプと考えるべきである.アスピリン喘息はNSAIDsによる突発的な重症発作や死亡リスクを負った存在であり,慎重な対応が必要である.<br>
収録刊行物
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- 日本内科学会雑誌
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日本内科学会雑誌 98 (12), 3089-3095, 2009
一般社団法人 日本内科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681420306304
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- NII論文ID
- 10026329847
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- NII書誌ID
- AN00195836
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC3cXmvFGqsw%3D%3D
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- ISSN
- 18832083
- 00215384
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- NDL書誌ID
- 10529611
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可