Infliximab維持投与により長期在宅静脈栄養法から離脱可能であったクローン病の2症例

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  • Two cases of treatment with infliximab which replaced long-term home parenteral nutrition and maintained remission in patients with Crohn disease

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抄録

Infliximab(IFX)維持投与により長期在宅静脈栄養(HPN)から離脱可能であった2症例を経験した.症例1は41歳,男性.複数回の腸切除で短腸症候群,回腸瘻となり,会陰部に外瘻も認めた.症例2は29歳,女性.大腸亜全摘・回腸直腸吻合術後で直腸膣瘻からの排液が認められた.いずれも成分栄養療法継続は困難であり,社会復帰にHPNが必要であった.IFX維持投与により経口摂取にて再燃なく,HPNからの離脱が可能となりQOLの向上が得られた.<br>

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