書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Diet–Induced Nonocclusive Mesenteric Ischemia
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抄録
症例は76歳の男性.3日前に干し柿を摂取した.2日前より嘔気・嘔吐あり,前日より腹痛が出現し,さらに下血も認めたため当院に救急搬送された.来院時,ショック状態であり下腹部全体に筋性防御を認めた.腹部CT検査では小腸の壁肥厚を認め,同部位より口側腸管の拡張と液体貯留を認めた.ショックの原因として虚血性腸管壊死を疑い,緊急手術を施行した.Treitz靱帯より30cm肛門側の部位から約100cmにわたって小腸の色調不良を認め,その腸管を切除し再建した.切除標本内に,複数の干し柿がみられた.病理組織では,腸管の虚血性,壊死性および出血性変化が分節状で非連続的にみられ,血管の明らかな閉塞像もみられず,非閉塞性腸間膜虚血症の診断であった.術後,積極的治療にも関わらず循環不全から脱却できず死亡した.非閉塞性腸間膜虚血症の原因・病態について文献的考察を加えて報告する.
収録刊行物
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- 日本外科系連合学会誌
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日本外科系連合学会誌 35 (2), 225-228, 2010
日本外科系連合学会
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キーワード
詳細情報
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- CRID
- 1390282679322799744
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- NII論文ID
- 10026515667
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- NII書誌ID
- AN00002502
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- ISSN
- 18829112
- 03857883
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可