光スペクトルからメラノーマ鑑別指標を導出する方法の検討

• 永岡 隆

  早稲田大学 静岡県立静岡がんセンター

• 中村 厚

  早稲田大学

• 會沢 勝夫

  早稲田大学

• 大坪 真也

  早稲田大学

• 清原 祥夫

  静岡県立静岡がんセンター

• 宗田 孝之

  早稲田大学

書誌事項

タイトル別名

• A melanoma discrimination index based on optical spectra

抄録

色素性皮膚病変（PSLs）の形態は主にメラニンとヘモグロビン色素分子の分布および濃度の差異に帰せられる。その定性的かつ定量的差異は可視－近赤領域の拡散反射スペクトルを用いて客観的に解析できる。本論文ではスペクトルを用いて両色素分子の濃度分布の差異を数値化した。本指標は15症例のPSLsに対して，高い精度（感度85％，特異度91％）でメラノーマを他のPSLsから鑑別可能であった。本指標はPSLs辺縁部のirregularityと色の多様性を同時に反映していることが示唆された。

収録刊行物

• Ｓｋｉｎ　Ｃａｎｃｅｒ

  Ｓｋｉｎ　Ｃａｎｃｅｒ 25 (1), 81-84, 2010

  日本皮膚悪性腫瘍学会

キーワード

• Melanoma
• Hyperspectral Imaging
• Spectral Diagnosis

詳細情報

• CRID: 1390001204336199808
• NII論文ID: 10026549872
• NII書誌ID: AN10087647
• DOI: 10.5227/skincancer.25.81
• ISSN: 18843549
• ISSN: 09153535
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2010208716
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可