ホオノキ(Magnolia obovata)の樹齢から見た植生の変遷

書誌事項

タイトル別名
  • Transition of vegetation based on tree age of <I>Magnolia obovata</I>
  • ホオノキ(Magnolia ovovata)の樹齢から見た植生の変遷
  • ホオノキ Magnolia ovovata ノ ジュレイ カラ ミタ ショクセイ ノ ヘンセン

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抄録

本研究では,明治大学農場予定地にて年輪解析によりホオノキの樹齢を明らかにするとともに,空中写真等の資料や農家の話から,人間活動と植生の変化がどのように進んできたかを調査した。調査したホオノキの中で最も若齢な個体は28年生,最も老齢な個体は54年生であった。ホオノキが発芽,または萌芽していた時期と,していない時期を管理の有無や空中写真などと照らし合わせると,農家による管理がある時期に発芽,萌芽したホオノキは確認できなかった。農家の管理が行われなくなると,発芽は確認できたが,時期によっては今回の調査で発芽が見られない時期もあった。

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