<b>複数の下位安全機能を持つSIS </b><b>の機能安全評価 </b>

• 牟田　　仁・佐藤　吉信・陶山　貢市

  東京海洋大学大学院応用環境システム学専攻

書誌事項

タイトル別名

• Functional Safety Assessment of the Safety Instrumented Systems with Multiple Sub-safety Functions
• 複数の下位安全機能を持つSISの機能安全評価
• フクスウ ノ カイ アンゼン キノウ オ モツ SIS ノ キノウ アンゼン ヒョウカ

抄録

電気・電子・プログラマブル電子安全関連系の機能安全に関する国際規格IEC 61508/61511 が発行され，種々の方面に適用されつつある．プログラマブル電子系は高度な安全機能を実現するが，現況のIEC 61508/61511 では，さまざまな条件をもつ安全関連系ないし安全計装システム（以下，SIS）に係る危険事象率の推定に対応できない．本論文では化学または原子力プラント等を想定し，パラメータ制御安全機能と安全トリップ機能との複数の下位安全機能を有するSIS の危険側故障，作動要求及び危険事象の関係を明らかにするために，状態遷移図を用いて危険事象をモデル化し，危険事象率の推定式を導出している．これに基づき，規格が定める危険事象率推定方法の問題点と解決方法とを論じている．

収録刊行物

• 安全工学

  安全工学 49 (2), 94-103, 2010

  安全工学会

キーワード

• 機能安全評価
• 安全度水準
• 安全計装システム
• 安全トリップ
• IEC 61511

詳細情報

• CRID: 1390001206244301440
• NII論文ID: 10026797502
• NII書誌ID: AN00012812
• DOI: 10.18943/safety.49.2_94
• ISSN: 24240656
• ISSN: 05704480
• NDL書誌ID: 10675753
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I10675753
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可