抄録
近年,静岡県下の茶園で被害が目立ち始めているマダラカサハラハムシDemotina fasciculataに関して,採卵方法を中心に検討した。茶園で採取した成虫は全て雌であったことから,本種は産雌単為生殖の可能性が高い。室内の飼育箱内の産卵基質は,自然物では葉や落葉であり,人工物ではティッシュペーパーが利用可能であった。成虫は卵塊で産卵し,1卵塊あたりの卵数は平均8.6個であった。また,卵の発育零点は10.1℃,有効積算温度は159.4日度であった。
収録刊行物
- 関東東山病害虫研究会報
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関東東山病害虫研究会報 56, 111-113, 2009-12-01
関東東山病害虫研究会