-
- Mizuguchi Souhei
- Department of Biological Sciences, Kyushu University Graduate School
-
- Dejima Katsufumi
- Department of Biological Sciences, Kyushu University Graduate School
-
- Nomura Kazuya
- Department of Biological Sciences, Kyushu University Graduate School
書誌事項
- タイトル別名
-
- Sulfation and related genes in Caenorhabditis elegans
- 線虫における硫酸化と関連遺伝子[含 英語文]
- センチュウ ニ オケル リュウサンカ ト カンレン イデンシ ガン エイゴブン
この論文をさがす
抄録
硫酸化は生体分子の最も重要な修飾の一つであることが明らかとなり,バクテリアからヒトにいたる様々な生物の生体恒常性の維持や発生,形態形成などで重要な働きをしている。線虫 Caenorhabditis elegansには哺乳類の硫酸化関連遺伝子のほとんどのオーソログが存在しており,単一細胞レベルで硫酸化の働きを研究するための強力な研究手段として最適な生き物である。こうした硫酸化の詳細な解析をハエやマウスなど他のモデル生物で実施することはできない。このミニレビューでは,バイオインフォマティクスで選び出した,硫酸化関連遺伝子と予想される線虫遺伝子をリストアップして,既に私達や他の研究室で実施された遺伝子機能阻害実験(RNAi と遺伝子破壊株の取得による)の結果をまとめることとする。このユニークで優れたモデル生物を使った今後のさらなる研究によって,多細胞生物での硫酸化の重要な役割を批判的に検討する機会が得られると考えられる。<br>
収録刊行物
-
- Trends in Glycoscience and Glycotechnology
-
Trends in Glycoscience and Glycotechnology 21 (119), 179-191, 2009
FCCA(Forum: Carbohydrates Coming of Age)
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204370419200
-
- NII論文ID
- 10026976648
-
- NII書誌ID
- AA10995236
-
- ISSN
- 18832113
- 09157352
-
- NDL書誌ID
- 10446757
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可