第5腰椎神経根から発生し巨大後腹膜腫瘤を形成した砂時計型富細胞性神経鞘腫の1例

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  • 症例 第5腰椎神経根から発生し巨大後腹膜腫瘤を形成した砂時計型富細胞性神経鞘腫の1例
  • ショウレイ ダイ5 ヨウツイ シンケイ コン カラ ハッセイ シ キョダイ コウフクマク シュリュウ オ ケイセイ シタ スナドケイガタ フ サイボウセイ シンケイショウ シュ ノ 1レイ
  • A case of dumbbell-type cellular schwannoma that developed into a large retroperitoneal mass originating from the fifth lumbar nerve root.

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抄録

type:text

症例は56歳女性。左下肢痛を主訴とし,MRIにて腰仙椎から後腹膜におよぶ巨大な砂時計腫が確認され,針生検にて富細胞性神経鞘腫と診断された。術前の画像診断で,腫瘍の発生部位,脊柱への浸潤,腫瘍と大血管・尿管の位置関係を詳細に把握することができた。手術に際しては,複数の診療科と連携し,栄養動脈塞栓術,尿管カテーテル留置,大血管との剥離を施行することで,合併症を生じることなく腫瘍摘出および腰仙椎再建が可能であった。

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