キャパシティスペクトル法とEFM法を援用したRCラーメン高架橋の地震イベントリスク評価

  • 吉川 弘道
    東京都市大学 総合研究所地震リスクマネジメント研究室
  • 若林 裕子
    東京都市大学 工学部都市基盤工学科 災害軽減工学研究室
  • 坪田 正紀
    (株)構造計画研究所 防災ソリューション部
  • 大滝 健
    (株)クレアテック 技術部

書誌事項

タイトル別名
  • Evaluation and Simulation of Seismic Event Risk for Reinforced Concrete Railway Viaducts
  • キャパシティスペクトルホウ ト EFMホウ オ エンヨウ シタ RC ラーメン コウカキョウ ノ ジシン イベントリスク ヒョウカ

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抄録

地震イベントリスク評価手法として,PhaseI/地震ハザード評価,PhaseII/地震動評価,PhaseIII/応答評価,PhaseIV/損傷・脆弱性評価,PhaseV/地震イベントリスク評価,にて構成される評価フローを構築した。このうち,キャパシティスペクトル法とEFM法の採用,および,複数震源モデル,地盤増幅率,距離減衰式など最新の耐震工学の手法を導入したことが特徴と言える。提案手法を,新旧異なる設計年代のRC鉄道ラーメン高架橋に適用し,損失期待値(NEL),予想最大損失(PML)などのリスク指標を算出し考察した。また,設計年代の違いに起因する靭性と強度の差異を,地震リスクイベント曲線と諸リスク値によって定量的かつ具体的に表すことができた。

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参考文献 (17)*注記

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