多発性気管支囊胞の犬の1例
書誌事項
- タイトル別名
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- A Canine with Multiple Bronchogenic Cysts
- 多発性気管支嚢胞の犬の1例
- タハツセイ キカンシノウホウ ノ イヌ ノ 1レイ
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抄録
9歳齢の雌のポメラニアンが,約1年前からの発咳を主訴に近医を受診した. 近医での加療中に状態の悪化を認めたため,精査・治療を希望し大阪府立大学獣医臨床センターに来院した. 初診時,重度呼吸困難を呈し,興奮時のチアノーゼを認めた. 呼吸音は後葉周辺部のみで聴診され,亢進が認められた. 一般身体検査およびX線検査では肺気腫を疑った. CT検査では,胸腔内の大部分を占める囊胞性病変と,一部に正常な肺の存在を確認したため,外科的切除を考慮し試験的開胸術を実施した. 開胸下にて切除可能部位を切除後,残存した囊胞に対して縫縮術を施した. 切除組織は病理組織学的に気管支囊胞と診断された. 術後8日目には呼吸状態もやや改善し,歩行可能となるなど,良好に回復した.
収録刊行物
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- 日本獣医師会雑誌
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日本獣医師会雑誌 63 (12), 950-953, 2010
公益社団法人 日本獣医師会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204710510464
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- NII論文ID
- 10027476760
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- NII書誌ID
- AN00191857
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- ISSN
- 21860211
- 04466454
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- NDL書誌ID
- 10948079
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可