胆嚢から総胆管に流出し閉塞性黄疸をきたした石灰乳胆汁の1例

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  • A CASE OF OBSTRUCTIVE JAUNDICE INDUCED BY LIMY BILE WHICH FLOWED INTO THE COMMON BILE DUCT FROM GALLBLADDER

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抄録

症例は62歳女性.心窩部痛を主訴に受診.6カ月前のCTでは胆嚢内に限局していた石灰化像が胆嚢内と下部胆管内に移動していた.内視鏡的乳頭括約筋切開術を施行したところ泥状の胆汁が排出された.胆石に対して腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行しペースト状の結石(炭酸カルシウム95% 以上)を認めた.胆嚢から総胆管に流出する石灰乳胆汁を経時的に確認できた症例であった.

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