Multi Vision Tester‐200を用いた微小斜視の周辺融像と立体視の検討

書誌事項

タイトル別名
  • Study of Peripheral Fusion and Stereopsis in Microtropia Using Multi Vision Tester-200<sup>®</sup>

この論文をさがす

抄録

微小斜視の周辺融像と立体視の関係を検討した。対象は年齢5歳~12歳の8症例で、ニデック社製Multi Vision Tester-200® (MVT)を用いて周辺融像と立体視の検査を行った。またTitmus Stereo TestsとButterfly Testも併施した。その結果、 MVTでは全症例で周辺融像が認められ、良好な周辺融像を有している症例に良好な立体視が得られる傾向が認められた。しかしながら他の立体視検査では周辺融像との間に明らかな関係は認められず、周辺融像や立体視の分析にMVTが有用であることも明らかになった。

収録刊行物

参考文献 (8)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ