書誌事項
- タイトル別名
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- A case of mucinous carcinoma of the skin
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抄録
今回,我々は比較的珍しいとされているmucinous carcinoma of the skin(以下MCS)の1例を経験した。症例は29歳女性で,2年前より左上眼瞼の腫瘤を自覚し,徐々に増大傾向を認め近医皮膚科で切除された。病理組織学的検査で粘液癌と診断され,精査加療目的に当院紹介受診となった。全身検索の結果,転移性悪性腫瘍の可能性を否定しMCSと診断後,拡大切除術を施行した。切除瘢痕から水平方向に10mm離し,垂直方向へは眼輪筋を含め,眼窩隔膜上で切除した。欠損部には耳介後部より全層植皮術を施行した。術後9ヵ月において再発を認めない。また,植皮は眼瞼挙筋と一部癒着しているが,開閉瞼機能は保たれている。現在まで切除範囲に関して統一した見解はなく,今後症例を集積し,切除範囲を決定していく必要があると考えられた。
収録刊行物
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- Skin Cancer
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Skin Cancer 25 (2), 177-180, 2010
日本皮膚悪性腫瘍学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204335189504
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- NII論文ID
- 10027731675
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- NII書誌ID
- AN10087647
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- ISSN
- 18843549
- 09153535
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可