胃癌に対する分子標的療法の現状と問題点

• 岩上 志朗

  熊本大学大学院生命科学研究部消化器外科学

• 渡邊 雅之

  熊本大学大学院生命科学研究部消化器外科学

• 馬場 秀夫

  熊本大学大学院生命科学研究部消化器外科学

書誌事項

タイトル別名

• Current status and problems in development of molecular target agents for gastric cancer in Japan

抄録

胃癌は全世界，本邦いずれにおいても肺癌に次いで癌死の原因第2位である．本邦では診断技術および治療法の進歩により，早期診断，治療が可能となり，結果として死亡率は減少傾向にある．一方，切除不能進行・再発胃癌の予後は依然として不良である．進行胃癌に対する集学的治療の必要性が増してきており，今後，分子標的治療を含めてさらなる抗癌剤の開発が必要と考えられる．本稿では胃癌治療における，分子標的療法の現状と今後の展望について概説する．<br>

収録刊行物

• 日本消化器病学会雑誌

  日本消化器病学会雑誌 108 (1), 11-18, 2011

  一般財団法人 日本消化器病学会

キーワード

• 分子標的療法
• 胃癌
• 化学療法

詳細情報

• CRID: 1390282681377297024
• NII論文ID: 10027867290
• NII書誌ID: AN00192124
• DOI: 10.11405/nisshoshi.108.11
• ISSN: 13497693
• ISSN: 04466586
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2011088858
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可