von Recklinghausen病に合併し,虫垂炎を契機に発見された虫垂神経線維腫の1例

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  • A case of neurofibroma of the appendix in von Recklinghausen disease

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抄録

症例は67歳男性.von Recklinghausen病(以下VRD)の経過中,右下腹部痛を主訴に当院を受診した.高度の炎症反応をともない,腹部CT検査で回盲部に最大径14cmの腫瘤を認めた.虫垂腫瘍にともなう虫垂炎と診断し,回盲部切除術,D2郭清を施行した.病理組織学的検査では虫垂壁にplexiform neurofibromaの所見を認め,神経線維腫と診断した.VRDにともなう虫垂の神経線維腫はまれだが,虫垂炎の合併や悪性化の可能性があるため注意を要する.<br>

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参考文献 (13)*注記

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