-
- 嶋 武
- 仙台赤十字病院麻酔科
書誌事項
- タイトル別名
-
- Epidural Procedures under Fluoroscopy and X-ray Study of Epidural Catheters
この論文をさがす
抄録
X線透視下硬膜外腔穿刺の利点は直視下に穿刺できるため,安全・確実な穿刺が可能となる点であり,肥満者,穿刺困難例,脊椎異常例が主な対象である.本稿では,機械の準備から透視下に穿刺し,カテーテルを挿入するまでを概説し,上手に行うコツを説明した.硬膜外腔に少量の造影薬が注入されると,陰影は頭側,尾側に縦に長く伸びる.この点をふまえ,カテーテルの走行とカテーテルの先端の位置および少量の造影薬の拡がりにより,椎間孔からの逸脱や血管内・くも膜下腔・硬膜下腔迷入,硬膜外腔外挿入でのそれぞれの特徴的な造影所見を概説した.
収録刊行物
-
- 日本臨床麻酔学会誌
-
日本臨床麻酔学会誌 31 (2), 202-208, 2011
日本臨床麻酔学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679737370368
-
- NII論文ID
- 10027912136
-
- NII書誌ID
- AN00330159
-
- ISSN
- 13499149
- 02854945
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可