X線透視下硬膜外腔穿刺法と硬膜外カテーテル造影

書誌事項

タイトル別名
  • Epidural Procedures under Fluoroscopy and X-ray Study of Epidural Catheters

この論文をさがす

抄録

  X線透視下硬膜外腔穿刺の利点は直視下に穿刺できるため,安全・確実な穿刺が可能となる点であり,肥満者,穿刺困難例,脊椎異常例が主な対象である.本稿では,機械の準備から透視下に穿刺し,カテーテルを挿入するまでを概説し,上手に行うコツを説明した.硬膜外腔に少量の造影薬が注入されると,陰影は頭側,尾側に縦に長く伸びる.この点をふまえ,カテーテルの走行とカテーテルの先端の位置および少量の造影薬の拡がりにより,椎間孔からの逸脱や血管内・くも膜下腔・硬膜下腔迷入,硬膜外腔外挿入でのそれぞれの特徴的な造影所見を概説した.

収録刊行物

参考文献 (15)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ