スワンガンツカテーテル

• 山田 徳洪

  大阪市立大学大学院医学研究科麻酔科学講座

書誌事項

タイトル別名

• How Is the Evaluation of Intravascular Volume and Fluid Responsiveness with the Swan-Ganz Catheter Used to Optimize Hemodynamics?

抄録

  スワンガンツカテーテルはベッドサイドで簡単にCO，SvO₂，PCWP，CVPがモニタリングできる多機能なカテーテルである．ハイリスク患者において，スワンガンツカテーテルによる循環動態への介入は予後を改善させずに，合併症のリスクを増大させる危険性があることが指摘されている．しかし，肺高血圧症，心原性ショック，両心不全の診断・治療ツールとして現在でも推奨されており，ハイリスク患者の輸液管理においても病態を選択すれば，今後も重要なモニタリングとして輝き続けるであろう．そのためには安全な穿刺方法と正確な知識の獲得を目的としたトレーニングを普及させることが重要である．

収録刊行物

• 日本臨床麻酔学会誌

  日本臨床麻酔学会誌 31 (2), 341-346, 2011

  日本臨床麻酔学会

キーワード

• スワンガンツカテーテル
• 輸液反応性
• 左室拡張終期圧

詳細情報

• CRID: 1390001204760231936
• NII論文ID: 10027912397
• NII書誌ID: AN00330159
• DOI: 10.2199/jjsca.31.341
• ISSN: 13499149
• ISSN: 02854945
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2011167488
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可