書誌事項
- タイトル別名
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- A CASE OF DESCENDING NECROTIZING MEDIASTINITIS TREATED BY THORACOSCOPIC MEDIASTINAL DRAINAGE
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抄録
症例は53歳,男性.基礎疾患に2型糖尿病を持つ.咽頭炎から頸部膿瘍を併発し,前医で頸部ドレナージを施行されたが,降下性壊死性縦隔炎(descending necrotizing mediastinitis,以下DNM)を発症したため当科へ搬送された.受診時のCT検査で気管分岐部尾側の後縦隔まで進展する膿瘍を認め,同日,胸腔鏡下縦隔ドレナージ術を施行した.術後DNMは改善し,嚥下リハビリを経て68病日に退院した.DNMは,口腔咽頭領域の感染が縦隔へ波及することで発症し,急激に重症化するため診断の遅れは致命的となる.重症の口腔咽頭領域感染症例ではDNMを念頭に置き,診療する必要がある.治療は外科的ドレナージが必須であるが,最近は低侵襲の鏡視下縦隔ドレナージの報告も多く,従来の開胸術に代わる新たな選択肢となる.
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 72 (3), 619-623, 2011
日本臨床外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204853592064
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- NII論文ID
- 10028121779
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可