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- 平本 明徳
- 高瀬クリニック心臓血管外科
書誌事項
- タイトル別名
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- ADVENTITIAL CYSTIC DISEASE OF THE POPLITEAL ARTERY DIAGNOSED USING IVUS
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抄録
症例は68歳,男性.歩行時下肢痛と労作時胸痛にて当院受診となった.冠動脈CT,腰部MRI,CTアンギオグラフィーなどにて,冠動脈狭窄病変と右下肢閉塞性動脈硬化症を疑った.一期的なカテーテル治療が可能と判断し,冠動脈病変に対しステント留置術を行った.その後,右下肢動脈を造影したところ,動脈硬化性病変とは異なる所見が得られた.IVUSにて病変部位の詳細を調べたところ,膝窩動脈に外側より圧排する嚢腫性病変が見られた.血管内治療では十分な効果が得られないと考え,下肢病変に関しては後日改めて治療を行うこととした.退院後の下肢MRIでは,T2強調画像にて造影される境界明瞭な腫瘤病変が見られ,臨床所見,画像所見より,膝窩動脈外膜嚢腫を疑い腫瘤摘出術と血行再建術を行った.膝窩動脈外膜嚢腫は,血管内治療では再発性が指摘されており,IVUSによる術前診断は有用であると思われた.
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 72 (3), 818-821, 2011
日本臨床外科学会
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詳細情報
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- CRID
- 1390282679830266624
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- NII論文ID
- 10028122379
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可