エルビウムレーザー照射歯質とレジン系修復材料との接着

• 亀山 敦史

  東京歯科大学千葉病院 総合診療科

• 加藤 純二

  東京歯科大学千葉病院 総合診療科 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 摂食機能保存学講座 う蝕制御学分野

書誌事項

タイトル別名

• Resin Bonding to Erbium Laser-Irradiated Tooth Structures

抄録

1996年，Er:YAGレーザーは齲蝕除去・窩洞形成が可能な歯科用レーザー機器として認可を受けた．以来，レーザー照射歯質と修復材料との接着について，数多くの報告がなされている．しかし，エナメル質，象牙質のいずれにおいても，接着性や辺縁封鎖性への効果はむしろ非照射歯質に比べて低いとする報告が多いのが現状である．本論文では，これまでに報告された数多くの関連文献からEr:YAGレーザーの照射条件や接着システムが修復材料の接着性に及ぼす影響についてまとめ，よりよい条件での接着性を検討した．

収録刊行物

• 日本レーザー医学会誌

  日本レーザー医学会誌 32 (1), 16-28, 2011

  特定非営利活動法人 日本レーザー医学会

キーワード

• レジン接着
• Er:YAGレーザー
• Er,Cr:YSGGレーザー
• コンポジットレジン
• 接着強さ
• エッチング

詳細情報

• CRID: 1390282679744650624
• NII論文ID: 10028239156
• NII論文ID: 130004492051
• NII書誌ID: AN0035795X
• DOI: 10.2530/jslsm.32.16
• ISSN: 18811639
• ISSN: 02886200
• Web Site: http://hdl.handle.net/10130/3016
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jslsm/32/1/32_1_16/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • IRDB
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可