書誌事項
- タイトル別名
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- Intelligence Sharing of Corporate Organization in Food Safety and Credit Risk
- 食品安全と信用リスクにおける企業組織の情報共有
- ショクヒン アンゼン ト シンヨウ リスク ニ オケル キギョウ ソシキ ノ ジョウホウ キョウユウ
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抄録
<p>食品安全のリスク研究は,企業の社会的責任から語られる事が多い.しかし,ほとんどの企業トップは,従業員が犯す可能性のあるリスクについてリアリティーがなく,リスクが顕在化した場面で混乱や狼狽をきたす例が多い.そこには,単なる責任論的な分析では,解決できない複雑な上下関係や組織風土の問題が関与していると思われる.そこで,本論では,リスクの把握から故意あるいは過失を問わず顕在化に加担した従業員やその管理者に対する現場意識や行動を調査分析した.食品企業のリスクを引き起こしたトリガーは何か,また組織内の情報伝達・共有さらに構成員間の身分や処遇を原因とするコミュ二ケーション不足などに焦点を当て,従業員がいだく公平という観点から,閉鎖性を排除し食品安全活動をどのように展開すべきかについて述べる.</p>
収録刊行物
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- 安全工学
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安全工学 50 (3), 155-161, 2011
安全工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681220573056
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- NII論文ID
- 10029054899
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- NII書誌ID
- AN00012812
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- ISSN
- 24240656
- 05704480
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- NDL書誌ID
- 11154231
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可