S-1単剤化学療法中の進行胃癌に硬化性胆管炎様病変を合併した1例

DOI 被引用文献1件 参考文献22件
  • 森崎 智仁
    長崎大学大学院医歯薬学総合研究科展開医療科学講座消化器病態制御学
  • 大仁田 賢
    長崎大学大学院医歯薬学総合研究科展開医療科学講座消化器病態制御学
  • 竹島 史直
    長崎大学大学院医歯薬学総合研究科展開医療科学講座消化器病態制御学
  • 赤澤 祐子
    長崎大学大学院医歯薬学総合研究科展開医療科学講座消化器病態制御学
  • 山口 直之
    長崎大学大学院医歯薬学総合研究科展開医療科学講座消化器病態制御学
  • 宮明 寿光
    長崎大学大学院医歯薬学総合研究科展開医療科学講座消化器病態制御学
  • 田浦 直太
    長崎大学大学院医歯薬学総合研究科展開医療科学講座消化器病態制御学
  • 市川 辰樹
    長崎大学大学院医歯薬学総合研究科展開医療科学講座消化器病態制御学
  • 磯本 一
    長崎大学大学院医歯薬学総合研究科展開医療科学講座消化器病態制御学
  • 鳥山 寛
    日本赤十字社長崎原爆病院病理部
  • 中尾 一彦
    長崎大学大学院医歯薬学総合研究科展開医療科学講座消化器病態制御学

書誌事項

タイトル別名
  • A case of sclerosing cholangitis caused by oral chemotherapy with S-1

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抄録

79歳，女性．上腹部不快感あり，近医にて上部消化管内視鏡検査を施行．進行胃癌を認め，当院紹介．全身精査にて，全身リンパ節転移を認め，S-1単剤化学療法を開始．2カ月後に黄疸と肝機能障害が出現し，S-1を中止した．内視鏡的逆行性膵胆管造影検査にて，肝門部肝管を中心に多発性の胆管狭窄を認めた．肝門部に腫瘍を認めず，S-1による続発性硬化性胆管炎を疑った．加療を行ったが軽快せず，永眠された．<br>

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被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (22)*注記

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